・貧乏は遺伝するのか、親の生活レベルが子供にどのように影響するかがわかる。
・子供の未来のためにやるべきことがわかる
何も行動を起こせず、毎日が怠惰に過ぎていました。自己嫌悪の日々が変わり始めたのは、結婚して1日1時間の努力を始めたことです。急に人生が好転するようになりました。
今では田舎でカフェを経営してテレビや雑誌の取材を受けたり、人気のお店です。
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目次
貧乏は遺伝するか?
金持ち、貧乏、以前に知能や性格の部分の前提を確認しておきましょう。
- 知能や性格などの心的な部分の能力の遺伝の影響はおおむね50%です。
- 遺伝以外は育つ環境です。
- 親の収入と知能の相関はない。
金持ちでも知能の低い子もいれば、
貧乏でも知能の高い子もいる。
子供の知能が、子供自身の収入に直結するわけではありませんが、統計的に見れば、知能が高い方が学歴などの点からも、収入は上がりやすくなるわけです。
それでは親の収入が遺伝に与える影響、つまり「貧乏は遺伝するか?」という問いの答えは。
収入には遺伝の影響が20%〜40%あるということがわかっています。
この数字どう思われるでしょうか?私は「全然遺伝関係ないじゃん」という感想を持ちました。
もう少し高い確率で影響があるかと想像していたのです。
しかしさらに読み進めると、納得の理由がありました。
貧乏は遺伝するか?遺伝よりも育つ環境が貧乏を引き起こす。
この本の中で、もともと持っている遺伝の能力を引き出せるかは、環境によるところが大きいと述べられています。
子供の能力をしっかり発現させるためには次のような環境が適しています。
- さまざまな環境に触れられる
- 多様な選択肢を子供に与える
- 異年齢交流の機会が多い
- 知的能力を必要とする活動から、そうでない活動まで幅広く体験する。
お金や時間に余裕のある家庭では、子供の教育環境を幅広く整えてあげることができます。
しかし、お金や時間に余裕のない家庭では、子供が選べる環境の選択肢がどうしても少なくなりがちです。
環境の選択肢が狭い状況では、元々の遺伝による素養が開花する可能性が限られます。
貧乏は遺伝ではなく、家庭環境や教育環境が貧乏のスパイラルになり得るということです。
あくまで大きな視点で捉えた場合の話で個別では、例外が山ほどあります。
まとめ
貧乏は遺伝するか?という問いには
遺伝しないこともないが、環境による負のスパイラルが続く可能性の方が大きいと言える。
逆に言えば下記のような環境を作ることができれば、
・さまざまな環境に触れられる
・多様な選択肢を子供に与える
・異年齢交流の機会が多い
・知的能力を必要とする活動から、そうでない活動まで幅広く体験する。
収入レベルに関わらず、子供の素養を開花させる可能性が上がるということですね。
諦めずに子供の可能性を信じて努力する親の姿を見せて行きたいものですね。
この本に興味を持っていただけたなら、
他にも多くの遺伝にまつわるお話が書いてあります。
ぜひ手に取ってみてください。↓
ここまで読んでくれてありがとうございます!
コツコツ学んで楽しくいきましょう!
こんにちは、人生がどの程度遺伝で決まるか知っていますか?
今読んでいる本
こちらにたくさんの研究結果とともに面白い遺伝のお話がたくさん書いています。
今回は子育て世代でもある私が、とっても面白かった1点、「貧乏は遺伝するか」について、解説して行きます。