これまで、通信費、保険料、と見てきましたが、どれもサイズが大きいですね。
今回車両費、としました。車にかかる費用全般を確認してみましょう。
あくまでFIREを目指す、または不労所得を得るという視点で書いていますので、車好きの方にはお勧めしません。
目次
固定費のオンパレード、車両費
車にかかる費用ざっと抑えてみましょう。
- 車体代金
- ガソリン代
- 自動車税、自動車重量税
- 車検代
- 駐車場代
- 保険代
- 維持・修繕費
- 装飾品や車内小物
並べるだけでもめまいがしますね。
もし、車を待たないという選択肢がある場合、どのくらいお金が浮くのか考えてみましょう。
50年間、車を1台所有したとして、自動車にかかるお金はざっと4000万円と言われています。月々6.6万円かかっています。
なので、車を持たず移動に月6.6万円かかってもやっと、自家用車と同じコストという事です。
もし、車はなくてもいいかもという選択肢ができる人は、一旦考えてみるべきでしょう。
車必要です。私もです。
私は田舎でカフェを経営していますので車必須です。しかも田舎だと2台所有が当たり前です。
しかしウチは夫と妻が同じ仕事をしていて、実家が隣にあることもあり、軽自動車1台の所有にしました。
1台を売却してから、2台あればなぁと思ったのは、2年のうち0回でした。
前項で見たように、ライフステージに合わせて、自動車は減らしたり、小型化することはとても大きな意味がありますので、積極的に最適化していきましょう。
車を買うとき考えるべきポイント
車はとっても価値が落ちやすい商品です。
説明すると、大衆車を新車で買って3年後には、売値は半額ということはよくあります。
言い方を変えると、3年〜5年落ちの車は新車と比べると、お値打ちな可能性が高いということです。
新車分のモリモリの金額を誰かが負担してくれたあとなので、大変お得だと言えます。
必要な場合は基本、中古車を買いましょう。
私はいい車に乗りたいとか、かっこいい車に乗りたいという気持ちが全くありません。(お金かからないのでラッキーです。)決定的な不便がない限りは50万円前後の中古の軽自動車を、乗り継ごうと思っています。
年間いくら払うかということと、安全に移動できるという点を重視しています。
私はお金を使うなら旅をして、いろんな経験や価値観を得るためにお金を使います。自分のお金の使い所を、はっきり決めて、それ以外にはとことん使わないという考え方が、FIREには、欠かせません。
車と、あなたの価値観
車を持つことの1番の目的はなんでしょう?好きな時に好きな場所へ移動ができるということですね。
それが達成できて、安全に乗れるものでいいと思うならぜひ中古車を選択しましょう。なんとなく新車を選ばないようにしましょう。
FIREや、不労所得のために資金を投資に向けたいなら、なおさらです。
ここで気をつけたいのは、カッコよく見られたい、とか、お金があるようにみられたいという気持ち『見栄』の気持ちがあって新車や高級車、グレードを上げるという選択をしていないか、自分の気持ちを確認しましょう。
この見栄を元にした行動というのは、早期リタイアや、FIRE、とは正反対の行動と言えます。
見栄とは自分のお財布の範囲を超えることが多く、果てのない欲望です。
「後悔するよりは」とか、「どうせなら」と、理性と欲望を天秤にかけますが、この場合、感情を天秤にかけてはいけません。
新車を諦めた見返りとして、いくら浮いて、早期リタイアがどれくらい早まったか、という視点を持つことが大事です。
浮いたお金を、利回り5%20年で計算するのを忘れてはいけませんよ。
車のお金と価値観。まとめ
車好きか、興味ないかで、めちゃくちゃ早期リタイアの時期が変わります。それくらい与える影響が大きいのが、車というジャンルです。
乗ったら事故を起こしてしまったり、人を傷つけるリスクもあるというのも、1つ考えるポイントに加えてもいいかもしれません。
人に認められる事より、自己成長に満足できる価値観を持つと、支出は減り、収入が上がることが様々な研究でわかっています。
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ここまで読んでくれてありがとう!やめず、休まず、疲れず、ダレず、コツコツ楽しくいきましょう!
お金を食べ続けるモンスター、車について考えてみましょう。