こんにちは!フリーランス3年目のよっしです。
フリーランスになる予定だけど、やるべき事や届出等を確認しておきたいと言う勉強熱心な人のために私の実体験から学んだことを記事にして行きます。
私が思うにやるべきことをしっかり把握する癖のある人はフリーランスにとっても向いていると思います。それでは見て行きましょう。
何も行動を起こせず、毎日が怠惰に過ぎていました。自己嫌悪の日々が変わり始めたのは、結婚して1日1時間の努力を始めたことです。急に人生が好転するようになりました。
今では田舎でカフェを経営してテレビや雑誌の取材を受けたり、人気のお店です。
家族との時間も大事に過ごせています。
たった1時間の努力が人生を変えました、そのノウハウや、コツコツやる素晴らしさを発信しています。
ここを開いてくれてありがとうございます。
目次
フリーランスに必要な届出
これまでは会社が税金を給料から天引きして収めてくれていましたが、フリーランスになると、自分で収めなくてはなりません。
自分で今年の所得を計算して税額を決定します。それを『確定申告』と言います。そしてその申告をするために開業時に提出する書類が以下です。
PDFのリンクも貼っておきますので、印刷・記入して地域の税務署に提出しましょう。
開業届
個人事業を開始したことを税務署に知らせる書類です。開業から1ヶ月以内に提出することが推奨されています。
開業届は、青色申告をする場合には必須です。他にも銀行や、クレジットカードの契約、賃貸契約などで、開業届の提出が求められる場合があります。
個人事業の開業・廃業等届出書(提出用・控用)(PDF/746KB)
青色申告承認申請書
そもそもフリーランスの確定申告には2種類の申告方法があって、白色申告と青色申告があります。白色申告より、青色申告の方がメリットがとても大きいので、青色申告一択でいきましょう。
青色申告をするためには、開業から2ヶ月以内に青色申告承認申請書を提出。そして会計ソフトに日々の帳簿付けを入力。それで基本的には申告できてしまいます。
青色申告のメリット
青色申告特別控除 | 個人事業や不動産業を営んでいるものが複式簿記で記帳の上、貸借対照表・損益計算書を添付し青色申告した場合、最高65万円の控除を受けることができます。 |
純損失の繰越しと繰戻し | 事業から生じた純損失の金額を、翌年以後3年間にわたって所得金額から差し引くことができます(純損失の繰越し)。さらに、前年も青色申告をしている場合は、純損失の繰越に代えて、損失額を前年度分の所得金額に繰り戻し、所得税額の還付を受けることができます(純損失の繰戻し)。 |
青色事業専従者給与 | 事業主と生計を一にしている配偶者や15才以上の親族が事業を手伝っている場合、仕事の内容や従事の程度に照らし合わせ、給与を必要経費にすることができます。 ただし、「青色事業専従者給与に関する届出書」を所轄税務署に提出する必要があります。 |
貸倒引当金の計上 | 事業で生じた売掛金、貸付金などの貸金の貸倒れによる損失の見込額として、年末における貸金の帳簿価額の合計額の5.5%(金融業の場合は3.3%)以下の金額が必要経費として認められます。 |
上記の表から青色申告なら家族への給与も、「青色事業専従者給与として、経費にすることができる」ことも確認しておきましょう。
家族に給与を支払う場合は「青色事業専従者給与に関する届出書」と言う書類も併せて提出しましょう。
青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書(PDF/776KB)
青色事業専従者給与の届出書・書き方|freee
ちなみに白色申告なら、控除は10万円しか受けられず。
平成26年からは帳簿の書き方もほぼ同じになりました。
手間は同じで青色申告の控除は65万円です。必ず申請書を出しましょう。
国民健康保険と国民年金への加入
会社時代は厚生年金や、健康保険に入っていたと思いますが、フリーランスになると国民健康保険と国民年金への加入が必要になります。
それぞれ見て行きましょう。
国民健康保険
国民健康保険は退職後14日以内に役場で手続きが必要です。切り替えの手続きには退職証明書や、健康保険資格喪失証明書が必要です。
基本的には国民健康保険料の方が高くつきます。国民健康保険には扶養の概念がないので家族がいる場合はさらに負担が大きく、家族内の被保険者一人一人の保険料を払うことになります。
ですが「任意継続保険」と言う仕組みを使うことで退職後2年に限り、勤務していた会社が加入する健康保険組合を継続して利用することができます。
任意継続保険を使うことで、会社員時代とフリーランス1年目の収入のギャップ埋めることができるので、退職したら必ず手続きしましょう。こちらに記事が参考になります↓
社会保険の任意継続について|Money Forward
国民年金
こちらも退職後14日以内にお住まいの役所で手続きする必要があります。国民年金は保険料が定額で16,610円です(令和3年度)
会社員の時には厚生年金で、配偶者の年収が130万円までの場合の保険料はかからないのですが、国民年金は配偶者も定額16,610円かかってきますので、その点は留意しておきましょう。
フリーランスのやることリスト
仕事用の口座やクレジットカードを用意しましょう。会計ソフトもしっかり決めておきましょう。
仕事用の銀行口座
プライベートと仕事の取引が乱立していると、とってもめんどくさいので、仕事専用の口座を作っておきましょう。ネットバンクが使いやすくておすすめです。
私の場合、あまり使っていなかった楽天銀行の口座を仕事用と決めて使っています。仕事に関係ない引き落としなどは、プライベート用の口座に切り替えて、仕事関係のみの口座を用意しました。
クレジットカードを作っておく
業種にもよると思いますが、自営業者にとってクレジットカード選びはとても大切です。私の場合は経費で毎日1万円程度クレジットカードを使うのでポイントがめちゃくちゃ貯まります。これは会社員にはないメリットですね
自分のニーズにあったクレジットカードを選んで作ってみましょう。特になければ、楽天のクレジットカードなどがおすすめです。
私は旅好きなのでマイルが溜まったりホテルの無料宿泊がついてくるspgアメックスというカードを利用しています。興味がある方は下記からどうぞ↓
会計ソフト選び
現在会計ソフトは月額定額制のものがおすすめです。アプリなども連動していて、面倒な帳簿付けも一瞬で済んでしまいます。大手3社のリンクを貼っておきます。
長く使っていくことになりますし、最初の一年使うとなかなか変更しようとは思えなくなります、それだけ毎日使って慣れてしまうのです。
なので初めにどれを選ぶかは重要です。上記3つのサービスなら、信頼性も高く利用者も多いので安心して使うことができます。
開業前の持っていた不安解消
最後に私が開業前に感じていた、疑問のあれこれを解決して行きます。参考になれば嬉しいです。
レシート?領収書?
領収証で全部もらわないとだめ??
いいえ、レシートでも大丈夫です。普通の買い物と混ざってしまっている時は、仕事用の買い物部分にペンで印をして保管しておきましょう。
基本的に経費にした領収書やレシートは7年間の保管義務があります。ファイルを準備して、月毎にまとめて保管しておきましょう。
開業前の経費について
開業前の領収書やレシートは必ず取っておきましょう。開業届に書いた開業日に、まとめて「開業費」として計上することができます。屋号が決まっていなくても、自分の名前で領収書など集めておきましょう。
青色確定申告、自分でできる?
これも会計ソフトがほとんど自動でやってくれます。日々の入力をしっかりやることができれば、自分で提出できます。初めは用語が分かりにくかったりすると思いますが、1ヶ月もすれば慣れてくると思います。
まとめ
ここまでみてきましたが、税務署とは長い付き合いになりますので、書類を出すときに1度行っておくといいと思います。苦手意識もなくなりますし、わからないことがあれば、とても丁寧に教えてくれます。
フリーランスになるには、問題を見つけ出し、自分で解決する能力が必要です。本業以外の日々の手続きなども、その能力が求められます。そんな時わからない点を徹底的に、確認していく癖をつけていると、少しずつスムーズに仕事ができるようになります。しっかりこなして行きましょう。
ここまで読んでくれてありがとうございます!
コツコツ学んで楽しくいきましょう!
売り上げが立っていない段階でも、開業届と次に紹介する青色申告承認申請書をあわせて、提出しておきましょう。