お客様の悩みの数だけ、売るものがあります。
私のカフェでは、実際、目に見えてお金になるものは、食事とお持ち帰りの商品のみですが。
そのお金には、提供した様々な価値が含まれています。洗い出していきましょう。
目次
私がカフェで売っているもの
私の田舎カフェは現時点、グーグルの口コミ30件ほどで星4.8です。
その口コミでは居心地や、接客を褒めていただく投稿も多数あります。
食事や商品だけではなく、目に見えない価値というのが数多くあるということですね。
お客様が感じる順番で見てみましょう。
小さなカフェではライフスタイルとキャラクターが実は大きな売り物だよ〜
外観・内観・雰囲気・センス
まずは外観で木々や花、窓を見て、いいところに来たなぁと思っていただきます。
そして店内に入り、店の作りや、小物、飾ってある花など、キャロキョロ見回して雰囲気やセンスを査定していただきます。
ここまでは店主側のライフスタイルを売っています。
いつも庭を綺麗にしたり、店内を飾ったり、喜んでもらえるよう心掛けていることに、価値が出る場面です。
挨拶と接客
必ずお客の目を見て、「来ていただいてとっても嬉しいです!」という思いを、笑顔といらっしゃいませに込めます。
接客では、お客様の要望に、フルで答える準備がありますという意味で、「なんでもおっしゃってください。」と伝えます。
ここでは、「全てにおいてお客様ファーストで、満足していただきたい」という気持ちと、雰囲気に大きな価値が生まれます。
美味しい食事
お客様が感じた価値が、全て集約する部分です。
ここがおろそかだったり、行き届いていないと全て台無しになってしまいます。最新の注意をはらいます。
ここでは丁寧な料理と、時間をかけた仕込みに価値が出ます。
お会計とお礼と、お持ち帰り
お会計とお礼の伝え方
お客様がお会計をされる時は、目を見て深くお辞儀をして、お礼を伝えます。
この後、できる限り出口付近まで行って一言お話しできたりすると、お客様の体験に少し後味の良さを加えることができます。
ここは自分というキャラクターに価値が出ます。人間力を磨きましょう!
と言っても笑顔で、「またお待ちしてます。お気をつけて」というだけでも充分だと思います。
お持ち帰り
お持ち帰りについては、メニューや店内のポップでさんざんおすすめしているので、お会計の際にはいっさいオススメしません!
オススメを断るのって私はとってもストレスです。なので絶対しません。
まとめ
見ていただくと、あたり前のことに溢れていますよね。
単価単価よく言いますが、その日の単価を上げるのは個人店にとって容易ではありません。
気持ちよくご紹介いただいたり、友達に広めていただけることが、何よりの価値になるのです。
一つ一つ実行するだけで、お客様に気持ちよく過ごして帰っていただき、よかったよと、人に進めていただくことができます。
なので難しくはないと思いますが、向き不向きはあるかもしれませんね。
新型コロナで大手のチェーン店はオートメーション化が進み、今後、血の通った接客というのは、ますます貴重なものになってきます。
コロナ明けの世界では、行き届いた接客や心遣いの価値が一段上がると思います。しっかりした価格を頂きながら、思いっきり尽くす個人店、今こそチャレンジするチャンスかもしれません。
ここまで読んでくれてありがとうございます!
コツコツ学んで楽しくいきましょう!
人に親切にすると、自分が幸せになります。人を想うことが自分を想うことになります。