田舎カフェは儲かる!?実現可能性を数字でチェックしてみよう

よっし

こんにちは田舎カフェ経営者のよっしです。

「田舎でカフェを開いて悠々自適に生活する」とっても心地いいワードですね。こんな生活に憧れる方は多いのではないでしょうか?

しかし実際の生活や収入はどれくらいの数字になるのでしょうか?とっても気になる点ですよね。

私は実際に悠々自適ではないものの田舎のカフェを経営しています。

その経験から、「田舎カフェの懐事情」を読み解いてみたいと思います。

何も行動を起こせず、毎日が怠惰に過ぎていました。自己嫌悪の日々が変わり始めたのは、結婚して1日1時間の努力を始めたことです。急に人生が好転するようになりました。

今では田舎でカフェを経営してテレビや雑誌の取材を受けたり、人気のお店です。

家族との時間も大事に過ごせています。

たった1時間の努力が人生を変えました、そのノウハウや、コツコツやる素晴らしさを発信しています。

ここを開いてくれてありがとうございます。

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田舎カフェ儲けの計算式

いろんなパターンでシミュレーションしてみたいと思います。

方法は式に条件を当てはめて最終的には客単価×客数を割り出します。

稼ぎたい額に対して、客単価と、客数を想定して実現可能か考えるわけです。

まあとにかくやってみましょう。

まずは都会の基準を参考にします。

よくある計算式

原価  30% 
人件費 30% 
家賃  10% 
光熱費 10% 
諸経費 10% = 経費で90%

最後に残った10%が手残りというわけです。そこから税金が引かれて行きます。

飲食店経営の厳しさがよく分かりますね。

しかしこれは都会の飲食店の経費率の話です。

田舎ではかなり違います。

私の田舎カフェの例を挙げてみましょう。

原価  30%
人件費 20%
家賃   5%
光熱費  5%
諸経費 10% = 経費で70%

最後に残る手残りが30%程度になります。

家賃と光熱費が違います。

家賃は田舎ならではのメリットです。

しかし改装のための費用がかかれば、さらに膨らみます。

光熱費が安いのは、バンバンお客さんを回転させて営業するスタイルではないので、この程度に抑えられています。

今回は私のお店の比率で考えてみましょう。

月収20万を目指してみると。。。

先ほどの計算式を逆算して20万円の利益を残すためには、

いくらの売り上げを達成しなくてはいけないか考えてみましょう。

手残り = 20万円(30%)

原価    20万円(30%)
人件費   13万円(20%)
家賃     8万円(12%)
光熱費    3万円( 5%)
諸経費    6万円(10%)

家賃は固定で8万円とします。100%超えてしまう場合もありますが計算には支障ありません。

全て合計すると70万円の売り上げです。

70万円となると、営業日が25日で1日あたり2.8万円です。

客単価1500円の場合で19名

軽食のみの喫茶店の単価1000円の場合で28名です。

ウリになるものがあればそんなに難しくない数字と言えます。

売り上げ次第では休みを増やすこともできるかもしれません。

人件費ももっと少なく済むと思います。

月収30万を目指してみると。。。

手残り = 30万円(30%)

原価    30万円(30%)
人件費   20万円(20%)
家賃     8万円( 8%)
光熱費    5万円( 5%)
諸経費   10万円(10%)

全て合計すると約103万円売上なければなりません。

103万円となると、営業日が25日で1日あたり4.1万円です。

高級な食事を出して単価2000円の場合で21名

軽食のみの喫茶店の単価1000円の場合で41名

という目安になってきます。

月収50万を目指してみると。。。

手残り = 50万円(30%)

原価    50万円(30%)
人件費   33万円(20%)
家賃     8万円( 5%)
光熱費    8万円( 5%)
諸経費    16万円(10%)

全て合計すると約165万円売上なければなりません。

165万円となると、営業日が25日で1日あたり6.6万円です。

高級な食事を出して単価2000円の場合で33名

軽食のみの喫茶店の単価1000円の場合で66名

この数字で考えるとめちゃくちゃ働いています。

悠々自適どころではなくフルに人生かけて挑戦しているレベルですね。

よっし

私の店はこの水準です。

営業日が20日なのでここまでの売り上げには届きませんが

肌感としては売り上げが上がるほど経費は安くなるので

60%程度になるかなと思います。


まとめ

1日に集客しなくてはいけない人数と単価がわかると、

なんとなく実現可能性が想像できます。

田舎カフェでは立地が不利なことが多く、

通りすがりのお客さんが入ってくれることは稀です。

ですから、強烈なウリを考えましょう。

それでやっとサラリーマンレベルの収入だと思います。

悠々自適な田舎カフェ運営にも戦略が必要だということです。

カフェ運営に関しての記事もたくさん書いています、よろしければどうぞ↓

ここまで読んでくれてありがとうございます!
コツコツ学んで楽しくいきましょう!

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