つみたてNISAとは?わかりやすく解説、シミュレーションの仕方や始める際の、ポイントや具体的銘柄も解説いたします。

資産運用を始める場合、第一に検討するのがつみたてNISAになります。

一番始めやすく、設定も簡単で、定期的に積み立てていくことで株価の変動にも安定したリターンを期待することができるからです。

この記事は始める前の基本的な説明記事になります。具体的な購入方法はこちらで解説しています↓

楽天証券でのつみたてNISAの買い方・設定方法、画像付きでわかりやすく解説

まずはシミュレーションで積み立てNISAをイメージしてみよう

何はともあれ、まずはシミュレーションした結果から確認してみましょう

ポイント解説
  • つみたて金額はつみたてNISAの年間上限40万円を12ヶ月で割った、33,333円(ちなみに月1,000円からでも大丈夫)
  • つみたて期間は毎月33,333円を20年間続けた場合、20年というのはつみたてNISAが非課税で運用できる期間です。
  • NISAの非課税というのは何が非課税なのかというと、通常は上図の運用益の部分に約20%の税金がかかりますが、NISAなら税金がかかりません!
  • 毎年5%の運用益はあくまで目安です。資産運用では3%は堅実、5%は多少のリスク、7%はリスクも取りながらの運用、という感覚でざっくり理解しておけばいいと思います。
  • 銀行に定期的に預けていても運用益はほぼ出ませんので、運用するのとしないのでは、20年で500万円も差が出る可能性があるということです。

毎年5%増えているだけなのですが、複利の力(利息にも、翌年利息がつく事)で運用益の部分がガンガン増えていきます。

これだけで老後2000万円問題のかなりの部分の解決策になるということがわかると思います。

さらにあなたの条件で入力して、色々とシミュレーションしてみてください→楽天証券つみたてシミュレーション

つみたてNISAの説明

つみたてNISAは日本人の投資、資産運用を促進するために、金融庁が用意した制度です。運用益に通常は約20%の税金がかかりますが、太っ腹です。非課税です

しかも、つみたてNISAで買う商品は、金融庁お墨付きの手数料の安い優良な投資信託しか買えないようになっています。

なので投資を始めるときにはまず、選択すべき手段になってきます。

長期で運用して、自分で老後資金を確保することを主な目的としています。

具体的な流れ

  • 楽天証券やSBI証券などの証券口座をネットで開設する。(特定口座、一般口座)
  • 次にNISA口座の開設申し込みをします。楽天証券のホーム画面からNISA口座を開設します。※NISA口座を申込まなければ、NISA、積み立てNISAの制度を利用することはできません。
  • 開設ができたらいよいよ注文ですが、具体的な買い方は別記事に用意しておきます↓

楽天証券でのつみたてNISAの買い方・設定方法、画像付きでわかりやすく解説

しかしその前に、結局何を買うことになるのか、何を買ったらいいのか?ということになってくると思います。

具体的には投資信託という、株式の詰め合わせパックを買うことになります。これを一個買えばたくさんの株式に分散投資することができます。

分散投資すると何がいいのかザックリいうと、値動きが平均的になり、緩やかになりますのでリスクを抑えることができます。

つみたてNISA具体的な銘柄

おすすめするのはインデックスファンドと言って、代表的な指数に連動するように組まれた投資信託たちです。

例えば米国株ならS&P500種指数やナスダック総合指数
日本なら日経平均株価やTOPIX
全世界株式の指数というのもあります。

有名で歴史があり信頼されている指数を代表的な指数と呼んでいます。

あと信託報酬が安いのも大事な大事なポイントです。実際買うときに確認して、相場を抑えておきましょう。

つみたてNISAのおすすめ投資信託

日本の指標に連動した投資信託

・ニッセイTOPIXインデックスファンド
・ニッセイ日経平均インデックスファンド

米国の指標に連動した投資信託

・楽天・全米株式インデックス・ファンド
・SBI・バンガード・S&P 500インデックス・ファンド

全世界の指標に連動した投資信託

・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド

ここら辺は本当にメジャー中のメジャーで王道です。

日本の株式がこれから伸びるのか、いややっぱり米国株が最強でしょ、いやいや長期投資の目線で考えたら、全世界の成長を取り込むのがベストでしょ。

というように色々考えるわけですが、買う銘柄は簡単に変えられるので、色々勉強しながら銘柄を選んでみるのが楽しいと思います。

一番最初で迷ったら全世界か全米の投資信託を買っておきましょう。

頭に入れておかなければならないこと

暴落局面

まずは暴落です、結構よくあります。

直近の大暴落は、コロナショック、その前はリーマンショック、などなどありますが。過去を振り返ると、米国株、全世界株はその後、最高値を更新し続けています。
※日本株はバブル時の最高値を未だ更新できていません。

ですのでパニックを起こして売りに走る(投資をやめる)のはとっても勿体無いです、一時的に元本割れになっても、過去は必ず最高値を更新してきましたので、辛抱強く積み立てを続けましょう。

つみたて投資の強みを知る

つみたて投資(毎月淡々と買う)はドルコスト平均法という買い方で、株価が上がっている時も下がっている時も、淡々と毎月買うことによって、

一括で高い値段で買ってしまうタイミングの悪さを避けることができる優れた投資手法です

暴落時も、高騰時も変わらず買い続けることによってその恩恵が受けられるのです。

ですので淡々とコツコツ続けることに大きな意味があります。

まとめ

シミュレーションでつみたてNISAを始める理由から、具体的な銘柄までみてきましたが、少額から(月1,000円)でも始められるのが、つみたてNISAのいいところです。

ここまで読んでいただけたのであれば、申し込んでぜひ始めてみてください。+○○○円とか毎日見るのが、私は好きです。

ほったらかしていても一度設定してしまえば、格安の手数料で自動で積み立てて投資してくれます。

自分たちの親の世代では考えられなかったことで、ほんとに恵まれていますよね、使わない手はないですよ!

ここまで読んでくれてありがとう!やめず、休まず、疲れず、ダレず、コツコツ楽しくいきましょう!

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